限定のいちじくケーキが今週末までと聞きつけ、ぷーちゃんが訪れたのは…
丸の内線・本郷三丁目駅と千代田線・湯島駅の間に位置するカフェ「TIES (タイズ)」。
こちらはシェフご夫妻とスタッフで営業されているこぢんまりとしたお店です。
明かりを落とした店内は自家焙煎のコーヒー豆やさまざまなカップ、マシンなどが置いてあり、大人な雰囲気。
場所柄もあってか、落ち着いたお客さんの多い印象です。
12時30分頃到着すると満席だったので、電話番号を伝えて空いたら呼び出してもらうことに。お目当てのいちじくはタルトが売り切れで、ショートケーキを取り置き(前払い)してもらいました。
30分ほど近くの公園で待っていると、お店から電話が来たので戻ります。
入店するとカウンターに案内されました。コーヒーは「マイルドクラシック」を注文。
目の前でマスターがネルドリップで丁寧に淹れてくれます。職人という言葉がしっくりくる手捌き。
そして、コーヒーといちじくのショートケーキが登場!
ケーキはこっくりとしたなめらかな生クリームが舌を滑り、きめ細やかなスポンジとプチプチしたいちじくを包んで本当においしい。
そして追いかけるようにコーヒーを口に含むと…
宇宙です!宇宙が広がります!
なにしろこの「マイルドクラシック」、ぷーちゃんが(コーヒーってこんなに色んな表情があるんだ…!!)と思うきっかけとなった一杯なのです。
まさにコーヒーのエキスといった濃密な液体からは苦味の中に心地よい酸味も感じられ、その奥でキラキラとしたものがパァ〜っと広がる…そんなイメージ。
そして、ハイレベルなケーキと一緒に食すと、更に表情が豊かに感じられるのです。
自家製のケーキは定番のラフォレ、アマンダーク、モカなどもとてもおいしく、コーヒーによく合うものばかり。洋酒が使われているものもあり、大人っぽく気の利いたラインナップです。
数が限られているので、ケーキを希望する場合は早めに来店することをおすすめします。
ケーキもコーヒーもハイレベルなお店というのは、実は中々珍しいのです。
この地で営業している奇跡にマジ感謝しつつ、恍惚の表情でお店を後にしたぷーちゃんでした。